マイナンバー制度とは

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マイナンバー制度とは何なのかご存知ですか?

マイナンバー制度とは、国民一人一人に振り分けられる番号のことです。この振り分けられたあなた独自の番号に、お役所のお仕事関連の情報が紐づけられる仕組みです。平成27年の10月からマイナンバー制度は始まりますが、その内容とメリット、デメリットをあなたはご存知ですか?きちんと知っておく必要がありますので、マイナンバーって何だ?と言う方は是非読み進めてみて下さい。

マイナンバーの目的は? マイナンバー制度で改善される事は?

マイナンバー制度を導入する事で改善されること、それは、行政機関での手続き関連全般です。行政での手続きが簡素化され、あなたの番号を役場の窓口で伝えるだけで、あなたの税負担状況や滞納の有無、転入や転出に関わる手続き、その他の厄介な手続きが簡単になります。マイナンバーを伝えるだけであなたの状況が即、行政側のコンピューターに表示されるようになります。コンピューターを介する事で様々なメリットがあるのは理解できますが、デメリットはないのでしょうか?本当に改善されるのでしょうか?私たちにとって危険な事はないのでしょうか?行政ではもちろんメリットを掲げ、人気タレントを起用し、マイナンバー制度をスムーズに導入できるよう、最大限に努力しているとは思いますが、まだまだその内容や、メリット、デメリットを理解していない人が多いように感じます。

マイナンバー制度 海外では?

各国での同様の制度を調べてみると、日本はかなり遅れを取っています。アメリカではソーシャルセキュリティーナンバー、社会保障番号と呼ばれ、しばしば映画にも登場します。スウェーデン、ノルウェーでは、個人識別番号、イタリアではそのものずばり、税務番号と呼ばれています。海外に比べると、日本はこの制度に遅れを取っています。

マイナンバー制度 どのようなデータが共有されるのか?

ありとあらゆるあなたのデータがマイナンバーで管理されると言っても過言ではありません。具体的にマイナンバーに登録される情報をあげてみると、その内容の幅広さにびっくりすることでしょう。年金に関するデータ、健康保険、パスポート、各種税金の課税と納税額のデータ、運転免許証データ、住民票、雇用保険、これらのデータが、あなたのマイナンバーで管理されます。

マイナンバー制度のメリット

マイナンバー制度のメリットは、サービスを受ける側の私たちにとっては、各種手続きが簡単になることです。例えばサラリーマンの場合は職を変えると、あれを持ってきてくれ、これを持ってきてくれ、いや、それじゃない、などと、今の会社にとっては直接関係ない事までも教えなければならない場合がありますよね。また、ハローワークを経由して入社が決定した場合には、書類をいろいろと書かねばなりません。これはひとえに、社会保険関連と税金関連の連携が縦割りであることに由来するものです。これらの手続きが簡素化され、受ける側の国民一人一人、そして、それを使う側の行政サイドにおいても、各種手続きがスムーズに行われるようになります。サラリーマンの場合は、保険や年金、税金関係は会社に任せきりの場合が殆どです。こうなってしまうのはそれぞれの制度が複雑に絡み合っており、一国民がそれを把握するのはかなりの勉強が必要になるからだと私は思います。メリットの一つとして、国民一人一人が税や年金に関心を示すようになればいいな、と私は個人的に思っています。

マイナンバー制度のデメリット

マイナンバーのデメリットは、やはりその情報管理に関わる部分です。あなたの情報は、番号一つで何もかもが筒抜けになってしまいます。セキュリティーで保護されるとはいえ、世界のトップの国アメリカにおいても国家機密までもが漏洩になるような状況ですから、その管理は完全に信頼できるのか?といえば、それは完全とは言えないでしょう。また、管理する端末は担当者が管理するとは思いますが、いくら厳重に管理をするにせよ、漏洩の危険は完全に拭い去る事はできません。例えば貯金額がいくら以上の家をピックアップして、一覧表にする、というようなことが役場に入ってパソコンに強いからと管理を任される新人にも可能になってしまう可能性があるのです。指示を出す管理職はコンピューターに弱い可能性が高く、実際に現場で使う担当者はコンピューターに強い可能性が高いのです。絶対にあってはならない事ですが、ない事を完全に否定する事は現状できません。各自のモラルに頼らねければならない部分もあると思います。

マイナンバー制度 総評

世界各国のマイナンバー事情を見るなら、やはり導入は必要だと思います。ですが、運用には最大限の配慮が必要です。端末を操作し、情報を利用するのは人間です。権限を与えられた人はモラルに法り、健全な操作を行う必要があります。いくらセキュリティーを強化したところで、現状、破るのは簡単です。最終的には取り扱う人間のモラルにかかってくるのではないでしょうか。事故が起こる確率と、私たちや取り扱う人たちが享受できるメリットを秤にかけて考えるなら、やはり将来的にはいつか必ず必要になるもだと思います。それが今なのです。

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