ゆとり世代 バブル世代 団塊の世代

世代があるのは当然、考え方が少し違うのも当然

例えば会社にいると、いろいろな世代の人と一緒にはたらくことになります。会長は団塊、課長はバブル、新入社員はゆとり、なんて構成になっている会社も多いと思います。

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時々話題になることですが、個人の事を言うのにその人の名前を世代のいい方に置き換えて、○○はわけわかんない、とか言ってしまうこと、ありませんか?日本人は家族も大事だけど、現実的には、普通に勤務していれば、会社の人が一番一緒にいる時間が長いものです。普通の会話の中でもプライベートな事をしゃべったりするかもしれません。会社の原則として、これは昔の軍隊などでもそうですが、大きな目標、会社の場合ならいかに利益を上げるか、効率よく仕事をするか、どのような規律を守る必要があるのか、などの統制を取るには、命令系統をしっかりと築く必要があります。年功序列という言葉が消えかかって久しいですが、まだまだ現場には存在しているはずです。日本人はDNAの中に、目上の人を尊敬して従うようにと、組み込まれているような気がしてなりません。

 

 世代ごとに考え方に違いがあるのは仕方のない事です。生まれながらに携帯があった世代もいれば、戦争時には田舎へ集団疎開に行き、帰ってきたら何も食べ物がなくて苦労した人もいるでしょう。スマホがなければ生活できないという人もいれば、ガラケー終演のニュースに涙している人もいるでしょう。食べるものはコンビニに行けばいくらでも買えると思っている人もいれば、食べ物がなくて死ぬ思いをしている人もいます。これらは生きてきた環境が要因となっているもので、これらが起因となっている事を世代の呼び方で非難することは理にかなったものではありませんよね。

 

 会社には命令系統があると書きましたが、この命令が微妙なところで発行される時に問題が起こりやすいですよね。飲みに行こうと誘ったら断られた、30分前には出勤してすぐに仕事にとりかかれるように準備しておくようにと言ったら、定時に出勤しますと言われた、スマホでのコミュニケーションが理解できない、どうして車が欲しくないのかわからない、子供の行事には何が何でも会社を休んで出席する、これらは世代間で見解が分かれてしまう問題です。問題が大きくなりそうだったり、相手の思っている事がわからない場合は、積極的にコミュニケーションを取って相手の考えている事をまず、理解するように努めましょう。頭から非難するのではなくて、相手の育ってきた時代はどのような時代なのか、その時代はその人にどのような影響を与えているのか、などという深い部分まで考えて理解する事ができるなら、あなたは人格者と言えます。でも、人間は弱い生き物で、自分が絶対に正しいと思ってしまうこともあるでしょう。体調が悪くてイライラしてしまうこともあるでしょう。仕事が上手く行かなくて、それだけで精神的に弱ってしまうこともあると思います。そんな時でも、相手の目を見てしっかりと話す事はできるはずです。頭から完全に否定するなどということになる前に、まずは目を見て話をする、コミュニケーションを取るようにしてみてください。世代間の問題に悩んでいる人の助けになれば幸いです。
 

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