ズムサタ プロゲーマー esports 稼ぎ

インターネットが働き方を変えている

私たち日本人は普通に学校に行き、卒業したら会社に就職して、毎日会社に通って、お給料をもらいながら年金や税金を納め、家庭を築いて幸せに暮らして行く、というのが今までの常識でした。これは今も変わっていないと思います。人類の長い歴史の中から考えればほんの僅かなここ数十年で、人類にとって革命的な出来事があります。何だと思いますか?そのことは、人々の働き方を根本的に変える力があると同時に、上手く活用すれば、大金を手にする事もできるという興味深いものです。

ゲームとインターネット

こんな事を言うと若い世代の方から怒られてしまいますが、20年程前にPHSなる、テレビのリモコンよりも遥かに大きな端末で友人と電話が出来たことは驚きでした。駅では通じなかったり車で移動していると通じなかったり、街から出ると通じなかったりしましたが、端末を通して電話ができるということが驚きでした。

スポンサードリンク

 

 そんな状況はほんの僅かの期間であり、携帯電話は瞬く間に普及して行きます。そして、ゲームの世界も然り。携帯電話の普及、電話回線の改善、インターネットの発達が同時に進行し、それに合わせてゲームの世界も変化して行きました。初期のファミコンに代表されるように、ゲームは本来一人で楽しむものでしたが、環境の変化はオンラインゲームの世界を作り上げます。それは、一人ではなく、世界中の人と同時にプレイすること、同じゲームにおいて操作の正確性、得点を争うことを可能にしました。世界中で競争が発生すれば当然ある一定数の興味をひきます。世界で人気のあるエンターテイメントスポーツ、例えばF1や先日行われたボクシングにしてもそうですが、人が集まるところにはスポンサーがつき、巨額のお金が動くことになります。どうしてこれほどに人が集まり、スポンサーが付き、お金が動くのか?それは、各プレイヤーが技の正確性や反射神経等、競技として成立する、誰もが真似のできない高い技術を持っているからです。減量の末に生死をかけて戦うボクシング競技や人類の限界を試される操作が必要になるF1などが世界中で人気なのはこのためです。同様の状況が、テレビゲームの中でも起こっています。

e-sports とは

e-sports とは、操作や対戦において特に高い技術を必要とするゲームを使って行われる競技のこと。先ほどお話した人気スポーツがゲームに置き換わったものです。特に高い技術が必要とされることから、技術を争う競技会が開催されており、皆様がご存知のプロスポーツ同様、賞金をかけて行われる事もあります。競技の様子はインターネットを使って配信され、世界中の愛好家が参加、観戦できる環境が整えられています。

インターネットと生活の変化

ここまでご覧いただき、いかがだったでしょうか?インターネットは世界への扉を私たちに開いてくれました。この環境を利用して成功すれば、誰でも大きなお金を手にすることが可能になっています。真面目な私たち日本人から見れば馴染みのない世界観かもしれませんが、今日のズムサタでは、プロと呼ばれる人、プロゲーマーが取材されていました。今までお話してきたことで生計を立てている人達です。彼らは9人で共同生活をしており、彼らには専属の料理人もいます。トップクラスになると年収は1億円にもなります。私などは落合選手が年棒1億円を超えた際に飛び上って驚いたものですが、もう、そんな時代は終わりました。彼らはゲームをすることで、実際にお金を得て生活しているのです。

日本人の反応

日本人は真面目に会社で働く事に日本人としての誇りを感じています。一方で、このように新しい世界で働き始めている人がいるのもまた事実です。ネット上では、「好きな事を仕事に出来ていいのかもしれないけれど、何だか違う感じもする」「今はいいけど、将来反射が鈍ったりして技術が落ちたら食えなくなるのでは?」「仕事にしてしまうとゲームがゲームではなくなってしまうから寂しい」「この人達すごい!」といった様々な書き込みが見られます。私たち日本人は、自らが生きてきた時代や考え方によって、プロゲーマーへの評価は微妙に違いがあるようです。

あなたもプロゲーマーになれるのか?

結論を言えば、プロゲーマーの世界は誰もが簡単に参加して賞金を獲得できる世界ではありません。高度な技術が必要になります。現にこの仕事だけでは生活ができずにアルバイトや他の仕事と掛け持ちで何とか生活している人も多いのが現実です。今はブログやホームページ、YouTubeやツィッターなどのインターネットを使った様々なメディアが発達しています。情報発信をすることで収入を得ることも、以前に比べれば簡単になってはいますが、それらもサラリーマンのような安定性には欠けます。安定を望む私たち日本人は真面目に会社に勤めて、このような形態の収入は副収入として捉えるのがいいのかなと、個人的には思っています。
 

スポンサードリンク

あの美白成分で、黒ずみケアができます

kuro

page top