鉄腕ダッシュ 堂ヶ島 伊能忠敬

アイドルグループを超えている

鉄腕ダッシュの企画力と行動力には毎回驚かされます。番組のコンセプトは人間の限界を超える新しいタイプのバラエティーですが、内容はそれ以上だと思っています。一から山を開墾して村を作ってしまったり、ご当地で無償でバイトをしたり、捨ててしまう食材で料理を作って提供したり、ソーラーカーで旅をしたり、このグループはもはやアイドルを超える、アイドル以上の日本人だと私は思っています。

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 今日は江戸時代の測量家伊能忠敬が亡くなってから197年目の日。200年前に出来ていたことが、現代できないはずがない、と思ったのでしょう、彼らは伊能忠敬が測量できなかった神奈川県の城ヶ島で、200年前と同じ方法で測量をはじめました。便利な機械などが全くない200年前でも、人の足を使っての測量は可能でした。可能でしたが、それはとても地味で粘り強さが必要な作業です。方法はこの通り。まず、目印と目印の間の距離をもちろん自らの足で歩いて計測します。計測者本人は、一歩を同じ歩幅で歩く訓練を積んでいました。伊能忠敬は一歩が69cmだったそうです。その歩数から距離を計測します。距離がわかったら、次は方向です。今まさに歩いて来た方向を調べます。この、距離の計測と方角の測量をくりかえすことで、地図を作ることができたのです。伊能忠敬の場合、全ての完成までに17年がかかっています。歩いての計測ですから、全てが道であるわけではありません。特に海沿いの地形は複雑で、何度も確認が必要だったり、状況によっては海からの計測も必要となりました。こうした地道な作業を繰り返すことで「大日本沿岸興地全図」は誕生したのですが、今回この地道な作業をTOKIOは行いました。実に彼ららしい取組みです。

城ヶ島について

今回TOKIOが伊能忠敬と同じ方法で測量をした城ヶ島は、神奈川県の南部にあります。静岡県の西伊豆には堂ヶ島という島もあります。私は以前、よく海釣りに行きました。クロダイを狙っている人もいましたが、私はコマセ(オキアミによる蒔餌)+と餌でクロダイやメジナを狙っていました。城ヶ島大橋という大きな橋で本土から車で簡単に行くことができます。この橋は1960年に完成しています。ちょうど三崎漁港を波から守るような形で位置しています。風光明媚な日本の情景は、北原白秋をはじめ、多くの著名人に愛されています。素晴らしいところなので、ロケの海岸を思い出しながら、ぜひとも尋ねてみて下さい。地図が完成したら、どこかに展示されるのでしょうか。それもまた、興味深いですね。

TOKIOにお礼

私は東北に住んでいる関係上、TOKIOのダッシュ村を毎回興味を持って見ていました。全てを自らで作り上げるその姿勢、大変な事でも文句も言わずに粘り強く作業するその態度に、毎回心打たれていたファンの一人です。今回は残念な結果となってしまいましたが、その後もこうやって元気な姿を拝見できるのは、幸せの一言に尽きます。これからもいろいろな企画で私たちファンを楽しませて下さい。どうもありがとう。
 

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