ホテル野猿 モテル野猿 フェスタリゾート野猿 ホテル裏話

ホテル野猿を知っていますか?

ホテル野猿は現在フェスタリゾート野猿という名前になっています。タモリ、とんねるず、ビートたけし、らの大物芸人が話題にした事から有名になりました。場所は八王子市の大塚という所になり、近くには帝京大学があります。かつてはラブラブやでんきのセキドという、多摩地区でも隋一の買い物エリアが展開していたその奥に、ホテル野猿はひっそりと佇んでいました。ちなみに野猿街道という名前の道と野猿峠という地区名があり、野猿の名前は多摩東部在住の人たちにとっては当たり前の名前になっています。

 

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ネオンとロゴの総合インパクト力が凄かった

中央高速は、東京都心から多摩都市部を結ぶ高速道路です。首都高で迷った場合は4番を探しながら走って行くと、中央高速に乗ることができます。ユーミンの歌でも有名ですが、府中市に入ると右手に競馬場、左手にビール工場があります。これらの建物はかなり高いので、防音壁がありますが、確認する事ができます。ユーミンの歌に出てくるこれらの建物の前に高井戸インターというインターチェンジがあり、正式にはこの高井戸インターからが中央高速です。この高井戸インターの近くにかつて「ホテル野猿」の大きなネオンサインがあり、そのロゴの可愛さと「ホテル野猿」、かつては「モテル野猿」のインパクトの大きさから、芸人たちに取り上げられて話題になりました。とんねるずはかつて「野猿」というユニットを組んでいましたが、名前の由来はこの看板だとも言われています。

国立府中インターで降ります。

ホテル野猿は国立府中インターで中央高速を降り、車で13分程度走った所にあります。現在は片側二車線の道路が出来ていますが、当時は少し入り組んだ所にあり、入るのに迷う人もかなりいたと思います。その入りずらさや入口のわかりずらさもホテル野猿の特徴の一つで、近くまで行ったけどどこなのかわからない、という声がかなり聞かれました。かつて地元民であった私でさえもわかりずらいと思ったほどです。

アメリカ館とヨーロッパ館

ホテルが出来た当時は「モテル野猿」という名前でした。部屋には女性の名前、中庭のあるヨーロッパ館が有名でした。やがて10階建てのアメリカ館ができ、「ホテル野猿」へと改名します。当時の部屋数は100を超えており、かなり大きなホテルでした。今では部屋を写真で選ぶシステムは当たり前になっていますが、そのシステムはこの「ホテル野猿」のオーナーが発明したものです。現在は名前を変え、ヨーロッパ館のみが営業しています。フェスタリゾート野猿

裏話

私は10歳から30歳までの多感な時期をホテル野猿の近くで過ごしました。小学生の頃は看板の面白さや、名前のインパクトの強さから子供同士で話題になることがよくありました。近くにラブラブという今で言うところのホームセンターがあり、週末によく出かけていました。パチンコ屋や電気店などもあり、独身の頃は週末ごとにこのエリアに出かけていました。電気店の駐車場の奥にひっそりと入口があり、時々入って行く車や、気持ち恥ずかしそうに出てくる車を、不思議な気持ちで見ていました。看板のサルのロゴは独特でした。野猿という文字の猿の下の部分がくるっと回っていて、可愛い感じがありました。そのせいかやけに頭に残り、遠くから帰ってきた時には、この看板を見ると「やっと帰ってきたな」と、安心したものです。適齢期には何度か利用しましたが、「明菜ちゃんの部屋」「聖子ちゃんの部屋」などがありました。よく比較される看板に「多摩クリ」があります。これは多摩センターにある「とある店」の宣伝で、多摩地区に良くみられるものでした。

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