ひるおび 台風11号 台風9号 雨雲 11号直撃 可能性 7月9日放送

7月9日に放送されたひるおびでの台風情報をお伝えします。今回の台風は梅雨前線の影響もあり、日本列島に突風、落雷、豪雨といった大きな影響を与える可能性があります。台風9号の特徴と、その後の台風11号が日本にもたらす影響についてお伝えします。番組内容以外に、独自の予想と警戒点を最後にお伝えしています。

 

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台風9号は接近している沖縄や南九州各地で注意が必要なのはもちろんのこと、遠く離れている地域にも影響をもたらしています。千葉の海岸では既に大きな波が台風の影響として現れています。7月9日現在、以下の地域に警報が発令されています。波浪警報 沖縄、鹿児島　大雨警報 愛媛、静岡、神奈川、東京、三宅村　台風9号は中心気圧965hPaと大変強い台風で、特徴としては暴風域を中心とする前後で力が違うという特徴があります。台風の中心が来るまでは早いですが、中心が抜けた後の暴風域が長く、約40時間程度長い風雨にさらされてしまう可能性があります。沖縄では最大瞬間風速が55m、波12m、12日昼までの雨量200-300mmが予想されています。

台風9号が本土にもたらす影響

　台風9号が影響を与えるのは沖縄だけではありません。日本列島、関東から九州南部まで注意が必要です。日本列島には梅雨前線がかかっています。梅雨前線の南側には台風からの湿った空気が流れ込み、大雨をもたらす可能性があります。その他にも山を上昇気流が昇ると雲が発生して雨が降ります。発雷の可能性も高くなっています。発令されている警報からわかるように、台風から離れていても影響があります。多くの地域では今までかなりの量の雨が降っており、地盤が緩んでいます。今後の台風情報に警戒するようにして下さい。

台風11号は現在日本の南海上にあります。当初は太平洋高気圧のへりを西寄りに進んでいましたが、現在は若干北寄りに進路を変えています。進路予報圏の円はかなり大きく、今後もしばらくは安定しない感じがありますが、コース的には日本列島に近づいてきてしまう可能性が十分にあります。週間予報では今週末、金、土、日、晴れとなっている地域が多くなっていますが、海上の波はとても高くなっていますので注意が必要です。急激な雨や落雷なども予想されますので併せて注意が必要です。日本列島の上空には西からの偏西風が吹いています。台風9号がそうであったように、台風はこの偏西風の影響を受けて東に曲がろうとする場合があります。参考情報としてお知らせしておきます。

台風9号の残骸

　台風9号は9日の番組内では中国大陸に上陸する予想でしたが、11日現在、北北西に急激に向きを変え、朝鮮半島に向かって進んでいます。この9号は勢力が衰えても梅雨前線に湿った空気を送り込み、雨雲が活発になる可能性があります。

最も警戒するべき状況

　例えば台風9号は中国大陸に上陸する事が予想されていましたが、その予想に反して、突然東寄りに向きを変えました。大陸に上陸すれば勢いも弱くなりますが、未だ海上を進んでいますので、予想は大変難しくなっています。ここからはヨーロッパの中期予報センターの予想も加えてお伝えします。ヨーロッパの中期予報センターの予報によると、台風11号は15日前後には四国の南にあると予想されています。同時に当初中国大陸に上陸するとされていた台風9号が、予想に反して朝鮮半島に向けて向きを変え、やがて勢力は衰えるものの日本の北側を偏西風に流されるような形で進みます。この際、梅雨前線に湿った空気を送り込み雨雲が活発になる可能性があります。今まではそれほどの雨が降っていなかった北陸から東北にかけても厳重な警戒が必要です。日本の気象庁は3日先までの予報しか出していませんが、ヨーロッパの中期予報センターの予報は一週間先まで予想されています。今回の台風はどのタイミングで、どの角度に進路を変えるか、とても難しい状況となっています。特に台風11号は海上を進んでくる段階で大きな勢力になることが予想されています。ヨーロッパの中期予報センターの予報が絶対ではありませんが、一方では世界一信頼できるコンピューター予想だとも言われています。梅雨前線が押し上げられる前に大きな台風がやってきてしまうと、大変な災害が発生する可能性があります。こちらの情報はあくまでも参考に、皆様今後の台風情報に注意し、厳重な警戒をするようにして下さい。

 

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