あさイチ 閉経 骨盤底筋トレーニングの方法 萎縮性膣炎対策 6月22日

新コーナー「女の保健室」開始

症状がある方は自己判断をせず、専門医を受診なさって下さい。

 NHKあさイチにて、新しいコーナー「女の保健室」が始まりました。今回はゲストに杉本彩さん、益子直美さん、城之内早苗さんを迎え、閉経について語り合います。普段はなかなか口に出して語ることが難しい女性特有の悩みにオンナの保健室がとことん答えていきます。閉経前後を明るく生きることができますように。

 

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具体的な症状

番組ではまず、実際に閉経を迎えている人の症状が紹介されていました。その方は突然一日目に考えられない程の出血があったり、そうかと思えば三か月以上来ないという状況になったりしていました。自分が閉経の年齢に近づいているのはわかっていても、病気になったのではないかと心配になるほどの出血があったり、次回もこうなってしまうのではないかという恐怖感に襲われたりしていました。専門家ゲストの産婦人科医吉野一枝さんによれば、これは典型的な閉経の症状なのだそうです。女性の閉経平均年齢は50歳から52歳、一年以上生理がない状態を閉経といい、閉経を挟んだ10年を女性の更年期と定義しています。閉経前の生理の状況には個人差がありますが、概ね三つのタイプに分類されます。

突然のフェードアウト型

 ある日突然生理がなくなってしまう

フェードアウト型

 間隔が徐々に長くなり、やがて来なくなる

気まぐれ型

 大量に突然来たと思ったら、2-3か月来なかったりする
 一番多いのが気まぐれ型で、段々とフェードアウト型にシフトしながらやがて生理が来なくなり、閉経となります。40台後半から症状が出る方が多く、初潮が早かったからと言って閉経も早いという関連性はありません。女性ホルモンのバランスが狂ってしまうために、イライラしたり、落ち込んだ気分になったりという症状を引き起こすこともあります。

とある方の体験談

番組内ではとある方の体験談が紹介されていました。その方はバレーをなさっていたのですが、アタック後の着地で股間にいつもと違う暖かいものをじわっと感じたので急いでトイレに行ってみると、尿漏れを起こしていました。このような尿漏れが起きてしまうとスポーツをするにしても気おくれしてしまい、「おばあちゃんがバレーなどをしていてもいいのか」とネガティブに考えるようになってしまい、結局バレーを辞める事になりました。実際には誰にも言えない悩みだったそうですが、同じような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

尿漏れの原因

ここでは泌尿器科医の関口由紀さんが解説して下さいました。実は尿漏れと閉経とは密接な関係がありました。尿漏れの直接の原因は、膀胱、子宮、直腸とを繋いでいる骨盤底筋の働きが弱ってしまうことが原因です。なぜ弱ってしまうのかを考えると様々な原因があります。子供を産んだことによるもの、ホルモンバランスが乱れる事により骨盤底筋が緩んでしまうことなどの複数の要因がが考えられています。閉経の時期には女性ホルモンの分泌が低下することから、自律神経が乱れ、骨盤底筋が緩んでしまい、結果として尿漏れを起こしてしまう方が多いようです。でも、適切な対策をすることによって、尿漏れを防止する事ができる場合があります。

骨盤底筋トレーニングの方法

関口由紀さんが直接番組内で教えて下さった方法です。1,座ってリラックス 2,肛門を締める 3,尿道と膣を締める 4,力を入れたまま上に持ち上げて5秒 5.一連の動きを3-5回繰り返す
 この簡単なトレーニングは、骨盤底筋を鍛えて尿漏れ防止をサポートする運動です。トレーニングは実際に力が入っていることが重要です。トレーニングをするにあたって実際に力が入っているかを自ら確認する方法も教えて下さいました。この方法はお風呂の中で行います。 1, 湯船に浸かって第二関節までの指を膣に入れる 2, 実際に自分が行っている締めを行う 3. 指を持ち上げたりして実際に自分の筋肉がどうなっているのか、締まっているかを確認する 番組内では抵抗があるという声も聞かれましたが、実際に力が入って締めることができてこそ尿漏れ防止に役立つとのことでした。この骨盤底筋トレーニングは朝と夜に3回ずつ行うといいそうです。先生はきちんとトレーニングをすれば、8-9割の確率で尿漏れは防止できるとおっしゃっていました。また、股間に力を入れるヨガや太極拳などの運動もおススメだとおっしゃっていました。また、骨盤臓器脱という臓器が体外へ出てしまう症状の予防的運動にもなります。 大人が選ぶ本格ヨガはヨガプラス

きついにおい

更年期に入り、あそこからの強いにおいに悩まされている方も多いようです。次第にあそこのにおいがきつくなり、トイレに入っても次の人にくさいと思われてしまうと不安になったり、孫から「おばあちゃん、おまたくさい」と言われてしまったりと悩んでいらっしゃいました。密かな抵抗で消臭剤などをショーツに吹き付けてみましたが、根本的な解決とはならなかったそうです。膣内には膣の中を守るために何種類もの細菌がいます。その中のデーデルライン桿菌(かんきん)は膣の中を酸性にして悪玉菌が増えるのを予防しています。においの発生はこの菌が減り、膣内を酸性にする力が弱くなってしまったことで膣内のバランスが狂ってしまうことが原因です。石鹸はアルカリ性ですので、石鹸で洗うのはよくありません。石鹸を使うのであれば、酸性の石鹸(おすすめ⇒デリケートゾーンのニオイ対策)を選んで洗うようにします。また、大事なこととして、閉経時はにおいに対してとても敏感になります。本人のみが気になっている場合も往々にしてあるようですし、においの出方には個人差もあります。クランベリージュースは、その成分の作用で尿のにおいがよくなるとも言われています。クランベリージュース一覧

 

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ホルモン剤について

番組の中でホルモン剤が話題になりました。有働アナは海外赴任時にホルモン剤の存在を知ったそうです。周囲からは「え?飲んでないの?」などといわれて困惑したそうですが、ゲストの方々は飲み続けている方が多いようでした。ホルモン剤を飲んでいた方が肌の調子や体調、髪の毛の状態、精神状態なども良くなるとのこと。先生方の見解では、適量を適時に服用するのであれば問題ないとのことです。ホルモン剤を言うと強力な薬を連想しがちですが、今は医薬部外品で通販で販売されている商品もあります。口コミなども参考にしながら、ご覧になってみて下さい。 ⇒女性向けのホルモン剤(クリックで一覧をご覧いただけます)

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痛い

行為中に痛くなったり、自転車に乗っていてサドルが股に当たってとても痛く感じたりという意見もありました。これは萎縮性膣炎の症状です。ひりひりした感じがしたり、乾いた感じがしたりと症状は様々です。ホルモンバランスが老化とともに崩れるのが原因で、加齢と共に進むと言われています。対策としては、対処療法ですが、潤滑ゼリー(クリックで一覧をご覧になれます) を使用する方法や、先ほどの女性向けのホルモン剤(クリックで一覧をご覧いただけます)や婦人科で処方される膣の中に入れる薬なども利用されている方が多いようです。行為ができないからと言って、男性はそれほど気にしてはいないという事も番組で紹介されていました。インテビューされた男性は「かえって気を遣わせてしまい申し訳なく思う」「今まで月に一回大変だったと思う。お疲れ様でしたと言ってあげたい」「別の人になるわけではないんだから、あまり悩まないでいい」「全然何も変わらないんだから、安心して下さいと言ってあげたい」と、男性側からは女性を気遣う言葉が寄せられています。また、番組内ではちょっとした会話の中でコミュニケーションを取ることの大切さも指摘されていました。最後に閉経雑談の中で、妊娠は最後の生理が終わってから一年以上経過すれば可能性がなくなる、婦人科の検査は保険がきき、ホルモンの状態は血液検査で簡単にわかることを教えてもらいました。婦人科というとなかなか足が向かない人が多いと思いますが、簡単に症状を伝えるだけで先生方は対処することができるので、不安があるのなら受診される事をおススメしていました。番組とは別のお話ですが、旦那さんにこれからも頑張ってもらうのに、サプリ等を検討されている方も多いようです。夜の生活を再び楽しむためのサプリメント

 

 

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