ひるおび台風12号情報 7月20日放送 東西逆転梅雨明け

台風が復活

 発生した台風12号は一度熱帯低気圧になった後、7月20日の朝再び台風12号として復活しました。今後進路によっては日本に向かってやってくる可能性があります。7月20日放送ひるおび天気予報を元に、ヨーロッパ中期予報センターの情報も交えて台風12号情報をお伝えします。

 

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今年の梅雨明けはおかしい

 今年の梅雨明けはかなりおかしな状況になっています。関東東海地方の梅雨明けまで発表されましたが、実は九州北部や四国は、未だに梅雨明けが宣言されていません。これには深い訳があります。何度か申し上げている通り、今年は太平洋高気圧の勢力が弱く、東に寄っています。先日の台風11号によって力を与えられたとはいえ、この状況は今も変わりがありません。本来の梅雨明けは、この太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げることによって発表されます。その時、本来ならば日本列島は太平洋高気圧に覆われるのですが、今年は東寄りにある太平洋高気圧の西端だけが、関東地方と東海地方にかかっている状況です。今は関東東海地方はかろうじて晴れていますが、実は本来の形の梅雨明けではないのです。今年は東西が逆転した梅雨明け宣言となってしまった理由がここにあります。

台風12号の今後

 気象庁の予報によると、台風12号は徐々に力を蓄えながら日本の南海上を北上してくる予想です。太平洋高気圧の縁を進む進路で、7月の24日から25日にかけて日本に影響を及ぼす可能性があります。台風の発達度合いによっては、台風が太平洋高気圧に力を与え、太平洋高気圧が発達する事も予想されています。今後の台風の成長度合いや進む進路で、太平洋高気圧の発達具合がある程度把握できるかもしれません。

ヨーロッパ中期予報センターの情報

 こちらは番組内では言及されていない、ヨーロッパ中期予報センターの情報ですが、参考までにお伝えします。台風12号はそれ程成長せずに日本に接近しますが、最後急激に向きを変えて日本から遠ざかります。こちらの情報通りになるのであれば、太平洋高気圧がそれほど力を与えられることもなく、気温もそれほど劇的な上昇はみられないかもしれません。ですが、進路や大きさがどうであれ、湿った空気や強い風を日本に運んでくる事には変わりありませんので、引き続き、毎日の気象の状況には注意が必要です。

完全な梅雨明けの気圧配置ではない

 梅雨明け宣言は各地の経済活動やその他様々な社会活動に影響を与えます。奄美、沖縄、九州南部、関東甲信、中国近畿東海地方には梅雨明けが宣言されましたが、本来の梅雨明けの気圧配置ではありません。梅雨明けが宣言されたからといって、雨が降らない訳ではなく、今年の場合は実際に台風12号が近づいており、今後も発達しながら日本に近づいてくる事が予想されています。本格的な真夏の状況ではなく、一部地域で集中的に大気が不安定になってゲリラ豪雨や雷が発生する可能性が高くなっています。今までの降水量は各地でかなり多くなっており、土砂災害や河川の増水にも引き続き注意が必要です。今後の台風情報に注意するようにして下さい。夏休みでお出かけになる機会も多いと思いますが、旅行先の気象状況もこまめにチェックなさることをお勧めします。現在エルニーニョも発生しており、日本の気象は激しさを増しています。お気を付け下さい。

 

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