いきなりステーキ 成功している理由 レア

いきなりステーキ 知ってますか?

あなたは「何でも好きなものを食べていいよ」と言われたら、何を食べたいですか?近年では回転ずしの普及により、寿司は比較的手軽に食べられるようになってきました。一方で、焼肉やとんかつ、ステーキなどの肉類は、なかなかどうして、今でも敷居が高いものですね。そんなあなたを応援するのがいきなりステーキです。今、東京都内を中心に大ブレイク中。実はこのブレイクには、きちんとした戦略があったのです。

 

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日本人にも肉を食べたい欲望がある

人間誰でも、美味しいものを食べたいという欲望があるものです。その欲望は、叶うものと叶わないものがあるかもしれません。この事は裏を返せば、食べたいと思っているけれど、食べられないものがある、ということです。いきなりステーキは、ここに着目し、食べられないステージにあるステーキを比較的簡単に食べられるようにしました。成功の理由を簡単に言ってしまえばこうなるのですが、実際にどうしたのかを具体的に見ていくことにしましょう。

ステーキに対する壁を取り払う

日本人の場合、どうしてもステーキや焼肉といった肉を食べるということに対して壁があります。あなたも焼肉を食べに行こうと思った場合、かなり気合が入るのではないでしょうか。気が付いていないにしても、例えば牛丼を食べるのとは違いますよね。いきなりステーキは、ステーキへの需要を見据えた上で、この「ステーキの壁」を取り払うことを考え、考案されたシステムです。

ステーキの壁を取りはらうには?

私たちがどうして肉を積極的に食べることができないのか、その理由は何でしょうか?あなたにもこれはわかると思いますが、焼肉やステーキは、一人当たりの単価がとても高いですよね。簡単に言えば、私たちは「高いから肉を食べられない」のです。これは、逆に言うなら、「いい肉が安く食べられるなら売れる」ということです。でも、これができないから、私たちは未だに肉を思いっきり食べることができていないのですよね。いきなりステーキは、この問題を解決するために、様々なアイディアを実践しています。

仕入れを安くする

高いものを安く売るには、どうすればいいと思いますか?ビジネスモデルとして、ユニクロの例を見てみましょう。ユニクロは、一般階層にはなかなか手が出ない、高級と言われてきた商品を、大量に発注することでコストを下げ、低価格で一般消費者に提供することに成功しています。高いものを安く売るには、思いきった仕入れをすればいいのですね。でも、沢山仕入れても、売れ残ってしまったら元も子もありません。いきなりステーキ成功の背景には、マーケティングに基づいた「安くすれば必ず売れる」という確固とした信念があったのです。

もうひとつのキーワード 回転率

安く仕入れて、お客さんが沢山来ても、それを捌ききれなかったら、売上につなげる事ができません。そこで考え出されたのが、立ち食いのシステムです。立ち食いというと、そばやうどんが日本では有名ですが、このスタイルを何と、ステーキに取り入れたのです。実は、この意外な戦略は、数多くのメリットがあります。第一に、座って食べるのに比べてお店にいる時間が短くなりますので、お客様の回転率が格段に向上します。日本では相席などの難しい問題がありますが、立ち食いであればその問題もありません。また、立ち食いであれば、本格的な椅子やテーブルが必要なく、狭い敷地でも出店が可能となります。混雑はしていてもいい、それよりも気軽にステーキを食べたい、いきなりステーキはそんなニーズを叶えるお店となったのです。

ただ一つ残念なこと

ただ一つだけ残念なことをあげるなら、お店は人が多く集まる地域でなければ成立しない、ということでしょうか。人が沢山来て、回転率がいい場所でなければ、継続的な売り上げを上げ続けることができません。また、顧客層はおそらく立ち食いそばを食べている人達と似ているのではないかと思います。プラス、肉やラーメンが好きな女性が加わるのでしょうか。女性は通常話が好きで、食べながらも話をすることが日常ですが、それはなかなか叶わないかもしれません。いずれにせよ、「低価格でステーキを食べられるお店」としてのいきなりステーキは、成功していることに間違いありません。ちょっと落ち着かないとか、日本に向いていないとかの意見もあるかもしれませんが、その全てを価格と商品でカバーしているのがいきなりステーキです。展開する地域は現在も都市部中心に限られていますが、いつかは食べてみたいと私も思っています。

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