岩隈 ノーヒットノーラン 野茂 マリナーズ

久しぶりの明るい話題です

大リーグの日本人選手といえば、故障してリハビリ中のダルビッシュや今一つ調子の上がらないまーくんこと田中将大選手を連想します。個人的にはブルージェイズのムネリンが好きなのですが、ムネリンは人気先行型で実力はなかなか発揮できずに苦しんでいますね。そんな中、とーっとも明るい話題が飛び込んで来ました。あの、近鉄時代から頑張って来た岩隈投手が、なんとノーヒットノーランを達成したのです。楽天時代も含め、岩隈投手について独自の視点から解説したいと思います。

 

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あの野茂投手に続いて二人目

日本から海を渡り大リーグで活躍した日本人選手は沢山います。しかし、ノーヒットノーランを記録しているのは、今までにドジャーズ、トルネード投法の野茂選手だけです。あのダルビッシュもいい線まで行きましたが、やはりノーヒットノーランという記録を樹立することは大変難しいのです。そんな中、シアトルマリナーズの岩隈選手が、12日に本拠地セーフコ・フィールドで行われたオリオールズ戦でノーヒットノーランを達成しました。116球、無安打、7奪三振、3四球、今季4勝目を見事な記録で飾りました。

岩隈投手の印象

私は楽天球団創設時から岩隈を見てきました。近鉄時代には連続して15勝を挙げるなど、既にパリーグを代表するピッチャーとして貫禄がついていました。小笠原や中村紀洋などと一緒にプレーしていたのが懐かしく思い出されます。楽天に来た際は既にエースでした。近鉄時代には速い球で勝負する剛腕派の印象がありましたが、楽天に来てからは少し落ち着いた感じで、打たせて取るピッチングを展開していました。調子の良い時はもの凄く良くて、安心してみていられる、当時の楽天のエースでした。
 岩隈は独特のフォームで投球していました。二段モーションと言われるフォームです。これが禁止され、フォーム改善に取り組んだのですがあまりうまく行かず、しばらくは苦しんでいました。忘れられないのが2008年の活躍です。この年の楽天は65勝でしたが、その三分の一にあたる21勝をマークし、タイトルを総なめしました。チームはBクラスであったのに、沢村賞、最優秀選手、ベストナイン、最優秀バッテリー賞と、投手関連の賞を総なめした年でした。特筆すべきなのは、被ホームラン数です。200回以上を投げているのに、なんとホームランを三本しか打たれませんでした。
 背が高く、巧みなピッチングで、投げれば勝ってくれる、そんな投手でした。楽天は創設当時二つのチームが合わさってできた、言うならば寄せ集めのチームでしたが、そんなチームで唯一頼りになるのが岩隈でした。完投も多く、防御率もよく、まさしく楽天のエースとして君臨した投手です。海外へ移籍するまではその座を守り続け、その後は田中将大が受け継いだのは記憶に新しいところです。
 プライベートでは愛妻家で、家族をとても大切にしています。トレードマークの青いグローブには、奥さんと娘さんの名前が書いてあるそうです。現在35歳で脂が乗り切っている岩隈投手、まだまだ活躍できると思います。楽天出身の大リーグ投手として、頑張って下さい。

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