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第一話を終えて様々な評判が飛び交っているど根性ガエル。私はまず、マツケンの演技力に脱帽しました。子供の頃リアルタイムでテレビを見ていましたので強烈な印象が残っていますが、それをしっかりと実写版でカバーしてくれたマツケンにまず感謝したいと思います。今第一話を思い出してみると、かなりセリフが多いような気がしますが、本格演技派役者のマツケンさんですから何ともないのでしょうか。そしてネットでも絶賛の嵐が飛び交っているピョン吉の満島ひかり。第一声を聞いた時からオリジナルと遜色ないその声に驚くやら感心するやら。本格派大女優の満島ひかりさんですから、マツケンとの掛け合いも絶妙というレベルを超越した、オリジナル超えの鳥肌ものだと私は思いました。

 

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オリジナルではひろしとゴリライモはしょっちゅう喧嘩していました。今回の実写版でもそれは何度となく描かれています。でも大きく違うのは、ゴリライモはゴリラパンをヒットさせ商売に成功して、あわゆくば地域の権力者にまで登りつめようとしていること。そしてひろしはプー太郎。ひろしのお母さんも、そして京子ちゃんも、ゴリライモの会社でパートで働いているのです。ひろしはやるせない気持ちになっているでしょうが、そこをど根性のピョン吉と共に乗り切って行くのですね。

ど根性で京子ちゃんに結婚を申し込むも、ひろしは相変わらずぷらぷらのプー太郎で毎日を過ごしています。しっかりものの母ちゃんと、今までど根性で共に付き合ってきたピョン吉に説得されたひろしは、半ばやけくそになって一人で家を出ます。お金もない、どこに行くあてもないひろしは、ゴリライモの会社の移動販売車に乗り込み、一人旅に出てしまいました。さてさて大変、事を知ったピョン吉は京子ちゃんと一緒にひろしを探しに出かけます。京子ちゃんといっしょに車に乗って…。ひろしは見つかるのでしょうか？きちんと立ち直ってくれるのでしょうか。

第一話でも何度かシーンがありましたが、ピョン吉はどうやら体調が悪いようです。時々左目がシャツから剥がれて、垂れ下がってしまうのです。長い間ひろしと一緒にいて疲れちゃったのでしょうか。このピョン吉を見るだけでかわいそうになってしまうのは私だけではないはずです。お母さんはこの事を知っていますが、ひろしはまだ知りません。ひろしは相変わらずプー太郎で、働く気力もなく、だらだらと毎日を過ごしています。ゴリライモの移動販売車に乗って旅に出てしまうなんて…　適当で屁理屈ばかりこねているひろしと、ひろしをフォローする周りのみんなとの掛け合いが、今回も楽しみです。京子ちゃんも前回はかなりキツイ態度で周囲を驚かせてしまったけれど、今回はピョン吉と一緒にひろしを探しに行ってくれるんですね。