台風17号 ヨーロッパ中期予報センター 予想 越境台風 進路 2015年

台風17号が発生しました。

2015年9月、台風17号が発生しました。台風17号はアメリカのハリケーンが日付変更線を越えて日本にやってきた越境台風です。日本の気象庁の予想では、5日午前9時においても東経179.8度から175.5度というように、この先数日の動きはとてもゆっくりとしている予想が出ています。しかし、台風は生き物であり、次第に発達したり動く速さを変えたり、急激に進路を変えたりします。当然台風17号も台風ですからこのままゆっくりであるはずはなく、動きがあるはずです。猛暑の夏も山を越え、いよいよ日本は9月の観光シーズンを迎えます。第三週にかけては、土曜日から数えれば5連休というシルバーウィークが控えています。予定を立てている方もこれから立てようと計画されている方も、台風の動きは要チェックですね。

 

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台風の動きを知る

台風の動きをチェックする際に、皆様はどの情報を参考になさるでしょうか。特にまだ遠くにある今回のような台風の場合は、普通の天気予報を見ていても予想はつきません。ポピュラーなものでは気象庁が発表する台風情報があります。気象庁から出されている台風の進路予想ですが、現時点においては、3日後にかけての動きは西に向かって少し動く、(東経179.8度から175.5度) 現時点でも勢力は大きいが、3日後は更に大きくなっている、(台風の大きさの表すhPaは、数字が小さいほど台風の勢力が大きい事を示します。現在は955hPa、3日後は945hPa) 現時点では私たちが情報を得ようとしてもこの位しかわかりません。ですが、全世界的に見ると、気象庁よりも長いスパンで常に天気を予想し、公開しているところがあります。

ヨーロッパ中期予報センター

日本に暮らしていて、日本のテレビ、天気予報を見ている限りそれほど耳にすることはありませんが、ヨーロッパ中期予報センターという組織があります。中期気象予報に特化して、1975年に設立された国際組織で、イギリスのレディングにあります。ヨーロッパの18ヵ国が加盟しており、独自の技術で気象を解析し、インターネットでもその情報が公開されています。このような分析はアメリカも得意そうですが、このヨーロッパ中期予報センターの予想は精度がとても良いとの評判で、米軍のそれよりもメディアに登場する頻度は高くなっています。少しおかしな例えかもしれませんが、「米軍で使われていたジープ」と「ランドクルーザー」を比べてみた際のイメージと似ています。実際にコンピューターの解析能力は世界一との評判があるほど、精度の良い予報を常に出しています。

台風17号の進路予想と今後の天気

このヨーロッパ中期予報センターが、台風17号の進路を予想しています。ヨーロッパ時間の10日から11日にかけて、東経150j度、北緯35度あたり、現在位置から西北西に、日本に向かて進んだあと、ちょうど関東地方の南東の海上で向きを変えて切り返し、日本に接近はするも上陸はせず、南東の海上をかすめて行くような進路が予想されています。台風17号は勢力が大きいので、上陸しないにせよ大きな影響が予想されます。日本沿岸は波の高い状態が続くものと思われます。台風は時計と逆回りに回転しています。今までは台風の通過で暖かく湿った空気が流れ込み、暑くなる状況が続いていましたが、今回は逆の影響、冷たい空気が流れ込み、残暑はどこへやらの過ごしやすい気温になるであろうことが予想されます。

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