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2016年冬 暖かすぎますね

2016年冬、暖かい状況が続いています。先日東京では16.2度、全国の26地点で1月の最高気温を記録しました。この各地で記録されている気温は3-4月上旬並みの気温です。沖縄の那覇では、初詣の帰りに海の中に入って遊んでいる子供がいました。山梨側からの富士山では、春先に見られる鳳凰という雪解けの模様が現れています。この、春のような気温は一体いつまで続くのでしょうか?今年の冬は寒くならないのでしょうか?1月4日にひるおびで放送された内容を元にお届けします。

 

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高気圧の位置が違う

全世界に影響をもたらしているのが、最強と言われるエルニーニョです。このエルニーニョの影響で、日本にかかっている高気圧の位置が、通常の年とは変わっています。気圧の配置が変わると風の吹く方向も変わります。今は全体的に南寄りの風が吹く気圧配置になっています。気象庁発表の情報によれば、1月8日まで例年より気温が高い地域は日本中で80%以上と予想されています。しかし、暖かいままに冬が終わってしまうことはないようです。1月の9日あたりを境に、例年並みの寒さがやってくると予想されています。また、寒くなる予兆は全世界で見られていますので、ご紹介します。

ドイツ-7度になる

ヨーロッパでは既に寒くなっています。先日サクラが開花してしまったと言われたドイツでは、12月22日に9度であったのが、先日-7度になりました。イギリスでは嵐となっています。ロシアでは12月22日に9度もあった気温が、現在は-20度となっています。また、皆さんニュースでご覧になったかと思いますが、アメリカニューヨークはクリスマスに記録的な気温22度を記録しましたが、現在は0度となっています。このように、世界中で一気に気温が下がってきました。

日本はどうなの?

気象の観点から見ても、世界は一つ、繋がっています。例年では考えれない状況は、世界中で起こっています。そして、変化しますので、注意が必要です。地球を想像してみて下さい。そして今、あなたの手のひらの指を太く、短くしたような形の寒気が、地球を覆っています。手のひらの中心が北極にあります。そこから世界に向けて、指の部分が寒気となって地球へ降りてきています。今回エルニーニョや偏西風の影響で、この寒気が降りてくる位置が通年とはずれています。ヨーロッパやロシアには今までかかっていなかったものが、今はかかりはじめています。そして、同じように日本にも寒気がやってきます。おそらく9日前後を境にして、今までとは違った冬らしい気温になると予想されています。また、気圧の配置によっては春先によく起こる南岸低気圧の形になることが予想されています。この南岸低気圧は関東や東北地方の太平洋側に降雪や雨をもたらす気圧配置です。もしかすると11日からはじまる週に、影響が及ぶかもしれません。今までの暖かい状況がいつまでも続くことはなく、寒くなることは間違いありません。今後の予報にご注意下さい。

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