田舎暮らし 帰省

帰省は田舎暮らしを考えるにあたってとても大切な要素です。あまり言われていない事ですが、私は実際に田舎暮らしを経験してつくづくそう思います。私は東京にいましたが、とある遠い離島で田舎暮らしを開始しました。大変なことはいろいろとありましたが、その中でも帰省費用を捻出するのはかなり大変でした。まず、場所を決める際に何も考えていなかったのがいけませんでした。ただ単に海が好きだから、島に行きたいから、と思っていた矢先に、田舎暮らしの本の中にあるはがきが手伝って、その島への移住を決めてしまいました。今になって思えば、こんなに簡単に決めてしまってはいけなかったのです。私の経験を全てお話しますので、参考になさってみて下さい。田舎暮らしをはじめてしばらくの間は気も張っていていいのですが、いざ地域に入り込んで、自分なりのペースができてくると、心にも余裕が生まれてきます。そして、テレビで放映されているサラリーマンの生活のように、お盆やゴールデンウィーク、お正月などは実家に帰りたくなるものです。この時点でもう既に帰るところがないとか、二度と故郷には帰りたくないと思っているなら、このページは読み飛ばしてくださいね。話を戻しますが、誰もが実家に帰ろうという気持ちを持っていると思います。ですが、場所の選択を間違えると、帰省もままならなくなりますので注意が必要です。あなたが田舎暮らしの場所を考える際、その場所から実家への交通費をよく考えてみて下さい。私の移住した島は飛行機の乗り継ぎがどうしても必要でした。普通に片道5万円はかかってしまう所でした。これは大変な出費になります。ましてや妻がいて子供がいて、そして年に数回帰省したいとなれば、それはもう、貯金を切り崩すしかないのです。場所を考える際に、これほど遠くにしなければ、例えば私は東京の多摩地区でしたが、例えば山梨の甲府あたりの富士山の良く見えるあたりにしておけば、帰省費用はガソリン代のみでいいのです。離島とは違うかもしれませんが、実家へ帰ったり、旧友と会ったり、はたまた親の調子が悪くなったりした際には、かなりリーズナブルに行動することができるでしょう。あなたの家族の状況にもよりますが、今の生活における帰省とは比べ物にならない程費用がかかってしまいます。移住当初は生活も落ち着かず、仕事も不安定かもしれません。そんな中でも、例えば親の調子が悪いというのであれば、親の元にかけつける必要はあるでしょう。田舎暮らしの場所を考える際に、実家からあまり遠くだと負担が大きくなりますので、そのことをまず、念頭に入れておきましょう。もちろんこれはあなたの状況によって違います。貯金が十分にあるなら考える必要もないでしょう。宝くじが当たったのなら関係ないでしょう。未婚の一人暮らしであれば、それほど神経質になる必要もありません。親御さんの状況しかりです。あくまでも参考に、田舎暮らしの場所を選ぶ際には帰省費用を試しに計算してみて下さい。今は安い高速バスなどもあるので、かなり抑えられる場合も多いですが、それもあらかじめわかっている場合が多いと思います。突然の規制の際に、いくら必要か、を把握しておくことはとても大切です。