2015ダブル台風 15号 16号 秋雨前線 進路 ひるおび 8月18日

ダブル台風が勢力を強めている

2015年、猛暑に苦しんでいる日本列島ですが、日本の南海上を見ると、台風15号と16号、いわゆるダブル台風が発生し、勢力を強めながら日本に向かっています。秋雨前線と台風の進路によっては大雨や落雷、突風や竜巻といった激しい気象をもたらす危険性もあります。現在の状況、今後の予想、今後考えられる様々な状況についてお伝えします。

 

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8月17日被害が発生

8月17日、神奈川県を中心に、竜巻かと推測される程の激しい突風による被害が発生しました。藤沢市では店舗の丈夫な窓ガラスが割れる、街路樹が倒れる、自動車販売会社の看板が壊れる、
また、横浜市では物置きが倒されて飛ばされるという被害が発生しました。被害の発生地点を点で結んでみると、ちょうど雨雲が動いていた線と重なり、これらの被害は竜巻による突風ではないかと推測されています。現在気象庁が現地へ行き、調査にあたっています。

秋雨前線の仕業

現在日本には秋雨前線がかかっています。秋雨前線はその名の通り、雨を降らせる前線のこと。日本に秋の雨をもたらす前線で長くは停滞しないとされていますが、台風が接近すると状況は変わります。ダブル台風が接近していることや、この秋雨前線が停滞していることで、日本には更に雨が降ること、局地的にゲリラ豪雨的な雨をはじめとする激しい気象状況が発生する事が懸念されています。

秋雨前線の位置をチェック

8月18日、秋雨前線は海上にあり、日本に雨をもたらしていません。ですが、秋雨前線の状況は常に変化します。特に、前線が尖がっている所には南からの湿った風が吹き込み、激しい雨をもたらす可能性があります。更に今年は台風、それも現在は15号と16号という台風が発達接近していますので、秋雨前線の状況も日々変わります。天気図などわからないという方も多いと思いますが、毎回天気予報で天気図は紹介されます。日本列島をちょうど真ん中で上下に分割するように描かれているのが現在の秋雨前線です。毎日の天気予報を見る際に、この秋雨前線もチェックしてみて下さい。日本にかかっていれば雨の可能性が高くなります。更に尖がった部分には風が吹き込んで天気が更に悪くなる可能性があります。

台風15号と台風16号

現在台風15号、台風16号とも発達を続けています。二つの台風はだんだんと離れていますが、台風はダブルで動く際には特殊な動きをしますので、警戒が必要です。相寄り型、追従型、同行型、指向型、時間待ち、離反型、などと分類され、予想の難しい状況が発生します。台風15号は西へ向かっています。予想ではこの先東寄りに向きを変えますが、その向きを変えるタイミングによっては、沖縄方面への影響が出るかもしれません。台風16号はとても大きな勢力となる予想です。21日は猛烈なというレベルの910hPaとなって、小笠原近海にやってくるかもしれません。この大きさは、かつての記録的台風と同レベルですので、該当する地域は厳重な警戒が必要です。

22-23日の週末に警戒

22日23日の今週末、台風15号の動きに警戒する必要があります。東寄りに進路を変える時期によっては、沖縄をはじめとする日本列島に影響を及ぼす可能性があります。勢力が弱まって低気圧になったとしても、日本列島には秋雨前線があります。台風から変わった低気圧、秋雨前線、更に、暖かく湿った空気が低気圧に向かって流れ込み、日本列島に豪雨をはじめとする激しい気象をもたらす可能性があります。今後の台風15号の進路に注意するようにして下さい。

29-30日の週末にも警戒

29日から30日にかけて、台風16号が日本に接近します。現時点では気象庁から予報が出ていませんが、ヨーロッパ中期予報センターなどでは予報が出ています。若干勢力が衰えるとは思いますが、まだまだ大きな力を持って接近してくることが予想されています。直接の影響がない場合でも、海上や天候には必ず影響が現れます。農作物は収穫の時期、あるいは収穫に向けての大事な時期を迎えている状況もあると思います。今後の台風情報には十分に注意、警戒をするようにして下さい。

どこで大雨が降るかわからない

 このように日本列島は、秋雨前線、二つの台風という、予想がしずらくかつ、大きな影響をもたらす要因が潜んでいます。どこでいつ大雨が降るかは全くわかりません。レーダーでは雲が小さいような地域でも、激しい気象状況が発生する場合もあります。他人事とは思わずに、いつでも避難できる体制を整えるようにして下さい。

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