地域に貢献する
仕事は自分の好きな事をしたいと誰もが考えていると思います。その考え方はもちろん間違いではありませんし否定しません。ですが、田舎暮らしの場合は自分のやりたいことだけを考えてしまうとなかなか上手く行かないという状況になってしまいますので注意が必要です。都会暮らしなら自分の好きな事を仕事にすればいいですし、仕事の幅も大きいと思います。田舎ではまず、仕事自体が都会のようにありません。スーツを着て毎日出勤し、土日は休みで盆暮れ正月には実家に帰省するというような生活はまず無理だと思った方がいいです。その地域に骨をうずめる覚悟で仕事探しに臨みましょう。基本的な考え方は地域貢献です。その地域に貢献できる仕事ができれば一番幸せだと私は思います。例えば農業や漁業などの第一次産業は後継者も不足しており各地で人手が足りない状況が続いています。あなたがもし、このような仕事に興味を持って積極的に取り組む姿勢を見せるのなら、地域の人達もあなたの事を認めてくれますし、歓迎してくれることでしょう。これが一番おすすめの方法ですが、今の時代ではもっともっといろいろな選択肢があるかもしれません。これは一例ですが、例えば地域に根付いた中小企業はグローバル化に対応するべく、ホームページやブログなどのメディアを使って世界進出を考えているかもしれません。高齢者の多い中小企業の中には、グローバル化に追い付けないで廃業して行く企業も多いものです。このような状況にあなたが現れてサポートする体制が整うなら、その会社はより大きな可能性を持って仕事をしていくことができるでしょう。あなたの考え方や得意分野、そして何よりあなたの望む地域の環境にも大きく左右される部分になります。もう一つは自分で仕事をする方法です。今までがサラリーマンであるなら少し大変かもしれませんが、田舎であるなら自分で得意分野を仕事にしてしまうことができる場合もあります。その地域の工芸品を独自のルートで販売に乗せるなどもいいかもしれませんね。仕事を考えるうえで大切なのは、できるのなら地域貢献した仕事をするということ、そして更にもう一段レベルを上げるなら、インターネットなどの地域の人達が苦手な分野をサポートするという気持ちで仕事を探してあげること、これができれば、あなたは仕事を求めて路頭に迷うことはなくなるでしょう。でも、第一次産業、農業、漁業、林業も、地方にとってはとっても大切な仕事です。何度もいいますが、その地域地域で求められる仕事は違いますので、住むべき地域と仕事とは一緒に考えて行くといいかと思います。
