年賀状がめんどくさいと思った瞬間

年賀状は好き

私は年賀状を出すのももらうのも大好きです。小さいころから、一生懸命友人に年賀状を書いてきました。何を書けば相手は喜んでもらえるか、それだけを考えて、いつも私は年賀状を書き続けています。最近はパソコンで作るものも多いですが、それでも年賀状に対する気持ちは変わっていません。

スポンサードリンク

今年来た、とある年賀状

しかし、今年来た、とある一通の年賀状に対して、私はいつもと違う気分になりました。同級生からのものでしたが、内容はこのようなことが書かれていました。1月には青森へ行きました。8月にはハワイに行きました。よく食べて、よく遊び、よく働きました。いい一年でした。今年もいい一年になるようにがんばります。と、このような内容です。彼は同級生ですが、都内の品川ナンバーの地区の一軒家に住んでいます。かなり景気の良いと言われている会社で働いています。同窓会などがあると、率先して幹事をしてくれる、クラスでもリーダー核の存在です。同級生のラインでもいつもやり取りをしていますし、年賀状は毎年必ず届きますし、私もきちんと送っています。

いけないのは自分なのだけど

今現在の私の状況は、起業倒れで借金を抱え、生活を立て直すために苦しいバイトを続けなければならないという状況です。経理的には個人事業主ですが、何とか立て直したいと思いつつも、現実にはバイトの収入に頼らざるを得ないのが実情です。公庫からの借金があり、足りない分をノンバンクから借り、毎月返済していますが、そろそろ限度額も近づいて来ており、本当に何とかしなければ危ない状況です。自死はしないとは思いますが、本当に追い込まれているというのはこのような状態なのだろうな、と、思っています。私の起業を信じて、パートで頑張ってくれている妻にも申し訳ない気持ちがあります。やることやることが空回りし、借金が増えてしまった状態です。このようにかなり精神的に追い込まれてしまっているところに、友人の成功話を聞いたとき、私は生まれて初めて、年賀状をもらっていやな気持ちになりました。全ては自分がいけないのですが、このような気持ちになったことには変わりありません。

方針を変える

私はかなり義理深い性格だと思います。かつてお世話になった方々には、途切れることなく年賀状を送っていました。しかし、現在の自分の状況を鑑みると、これはもう、限界なのだと思いました。年賀状を買うお金さえも今の私にはありませんし、大事な時間を割いて年賀状を書くのであれば、その時間をバイトか本業に費やさなければならないのです。今年からは、お付き合いのない方には年賀状を出すのを辞めました。少し気まずい気持ちになっていますが、現状の自分を見れば、致し方ありません。

年賀状とか同級生の付き合いとか

男女10人程度で、同級生の付き合いがあります。ラインではつながっています。ラインをはじめてからは、会う頻度が高くなっていますが、私は地方に出ているのでなかなか参加できません。先日も忘年会があったのですが、都内のお店で飲んだようで、会費は一人一万円越えだったようです。トップ企業に勤めている、おそらく年収は軽く1,000万円を超えている彼が、女性の分を払ったとか建て替えたとか。私には支払いが恐ろしくて、そのような会に参加することさえも憚られます。年賀状には、殆どの同級生が家族の状況を報告しています。子供のいない我が家では、あまり状況が理解できません。当初、同級生はこの上ない結び付きのある友人だと思っていましたが、自分の今の状況を考えると、羨む気持ちばかりが先に出て、正直辛くなってきました。年賀状のやり取りは続けるにしても、同級生との交流は、少し控えようと思っています。要は、自分が立ち直れればいいのですが、もう少し辛い状況が続きそうです。家族のためにがんばらなくてはな、というのが結論です。家族とは、親、カミサンのことです。

スポンサードリンク

あの美白成分で、黒ずみケアができます

kuro

page top