楽天 中川 年棒630万円 和製大砲

楽天の中川選手とは

楽天にはかつて山崎武司という和製大砲がおりその名を楽天の歴史に残していますが、山崎選手の引退以降、現在はペナントレースの順位が示しているように、今一つ打撃にパンチがありません。

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 そんな中で頭角を現してきたのが、中川選手です。昨日は連続でホームランを放つなど、今シーズンブレイクした選手と言ってもいいでしょう。チームの4番打者といえば、高い年棒をもらっている人が多いものですが、この中川選手の今年の年棒はなんと630万円です。大久保新監督の元で大事に育てられてきた中川選手にスポットを当てて、ご紹介してみたいと思います。

2008年ドラフト2位で入団

中川選手は2008年ドラフト2位で楽天に入団しました。愛知県桜丘高校の出身で、高卒で楽天に入団しています。高校生の時は投手として活躍していた一方で、そのパンチのある打撃も目を見張るものがありました。楽天入団後には、当時の中村紀に「俺は高校生の時はあんなに飛ばせなかった」、山崎武司に「ここ数年、うちの若手では見られない飛ばし方をしている」と言われ、その長打力に期待がもたれました。当時のチーム統括本部編成部長三村敏行には 「野手の柱になる選手に育てたい。将来はチームの主軸になる」「遠くへ飛ばす技術を持っている。(入団後は)内野手として育ってほしい」と絶賛評価されています。

二軍ではそこそこの結果が出るも

2010年には、開幕で二軍四番を打ち、高校生の打撃から大きく前進します。二軍での本塁打12本、66打点をマークし、チームの二冠を達成。一軍のレギュラー故障者があったことで、高卒ルーキーとしての一軍での出場機会も獲得し、初ヒットも記録しました。その後はチームがクライマックス争いをしていたことなどもあり、なかなか一軍での活躍はなかったものの、二軍では打点王のタイトルを獲得するなど、結果を残していました。2013年、二軍の監督は現監督の大久保博元。大久保氏の「二軍でしっかりと鍛えたい」という意向の元、2013年は二軍での生活となります。イースタンリーグの本塁打王、打点王という結果を残しています。

2015年 ブレイクのきっかけは…

大久保監督の元、2015年シリーズを戦いはじめた楽天は、チーム打撃の不振に悩まされます。結果の出ない外国人選手、チーム全体の打撃不振に頭を悩ませた大久保監督は、かねてから指導していた中川選手を二軍から一軍に上げました。そして、中川選手はサヨナラホームランを放ち、一試合に2本のホームランを放つなど、首脳陣の期待に応えたのです。6年目のシーズンで花開いた事になります。日本一に輝いた年、星野監督は銀次を辛抱強く使い続けて、銀次は結果を出しました。今の中川選手を見ていると、かつての銀次のような存在感があります。プライベートでは結婚もし、子供も設け、これからという時期に見事ブレイクを果たした中川選手。プロ野球界の第一線での今後の活躍に期待したいと思います。がんばれ、東北楽天ゴールデンイーグルス。

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