コレステロールが高い クレストール

化学物質を身体に入れるのが生理的に嫌になってくるのと同時に、健康志向がものすごく高まりました。毎日少しでも身体を動かすようにつとめると同時に、カミサンには野菜をたっぷりと使った料理をするようにお願いしました。会社を辞めて家に居ることが多くなったので、これはとても大切な事でした。そして、クレストールは毎日飲んでいたものを一日おきにして、やがて一週間に二回にして、最後にはもう、飲まなくなっていました。毎月二千円の医者に疑問を持つようになったのも一つの要因です。そんな折、国民健康保険の検診を受けました。今までお世話になっていた内科医での受診でしたが、ここで事件が起こりました。私は自分を主張するのが苦手で、なかなかハッキリと物を言えません。お医者さんに対しても然りです。クレストールを辞めていたので、健康診断を受けに行った際に、まず、有無を言わさずに買わされてしまいました。私に何を聞くでもなく、受付で二千円を払ってその日は帰りました。眼科を受診して三週間後に結果を聞きに来てくれということでしたので、きっちりと三週間後に再び医者を訪れましたところ、事件が起こりました。

私は薬の負担を減らすべく、自分の身体を考え、そして、市町村の国民健康保険の財政までをも視野に入れて、何とか薬を辞めようと努力してきました。そして、判断は自分で行ってしまいましたが、自分なりに頑張って運動して、食べ物を考えて、薬を辞めてもいいといレベルまで来たと思っていました。実際にコレステロール、LDLの数値は、クレストールを飲んでいないにもかかわらず131でした。これは外国では当然のレベルで、投薬もしなくてもいいレベルだと私は判断していました。三週間前に窓口で二千円を払って渡された一ヶ月分のクレストールも全く手を付けていない状態で、健康診断の結果を聞きに行きました。するとどうでしょう。LDLは薬を服用せずに131であったにもかかわらず、窓口負担二千円のクレストールを再度処方されてしまいました。この時、開業医から私に対しての確認はありませんでした。そして、中性脂肪も高いからと、中性脂肪を下げる薬も処方されてしまったのです。合わせて三千円を窓口で払って帰ってきました。窓口でも何だか変だよな、と思っていましたが、家に帰ってカミサンに話すと、これがいかにバカげたことかということがハッキリとわかりました。私は薬を辞めるべく一生懸命に努力しているのに、家族まで巻き込んで最大限の努力をしているのに、どうして三千円も払って薬をもらわねばならないのでしょうか。これはおかしいと思いました。医者はいい人だと思いましたが、この瞬間、見る目が変わりました。本当にこんな事考えたくはないのですが、私の薬をやめさせることよりも、自身の医院の経営の方が優先されているのだということがわかりました。私はクレストールと中性脂肪の薬を処方されてしまったその夜、悔しくて泣いてしまいました。役所に直接行って、薬を返品しようと本気で考えていました。でも、朝起きて思いなおし、この三千円を手切れ金にして、もう、この医者には行かないようにしようと決めました。コレステロールも中性脂肪も、自分で気を付けていれば数値は下がるものです。今後は健康診断を別の医者で定期的に受け、その結果を踏まえて対応して行くことにしました。