ひるおび 天気予報 台風情報 8月10日放送 この暑さいつまで

東京の連続猛暑記録がやっと止まりました。この暑さはいつまで続くのかが気になるところですが、台風の状況などからある程度の予想がつきます。暑さのピークは既に超えており、今後お盆にかけては今よりも過ごしやすい日々が続くことが予想されています。これからお盆休みという方も多いと思います。この先の具体的な天気の情報をお伝えします。

 

スポンサードリンク

東京では連続猛暑日の記録を更新中でしたが、8月8日の最高気温が32.6度、8月9日が33.4度と、ようやく落ち着いてきた感じがあります。日本の南には太平洋高気圧、日本の北にも高気圧があり、金曜日は両方の高気圧に挟まれるような形で気温が上昇しましたが、現在は落ち着いています。天気図を見ると、暑さのピークは過ぎ、これからお盆にかけては今よりも涼しい日が続くと予想されます。秋の気配が近づいている具体的な証拠を天気図から読み取ることができます。

現在台風14号が発生しており、気象庁から進路予想が発表されています。その進路予想によれば、11日から12日にかけて急激に東に向きを変え、日本から遠ざかる進路となっています。台風は高気圧のへりを進みますので、この台風の進路は高気圧が日本に強く張り出していないことを意味しています。同時に、日本の北西には台風13号から変わった低気圧があり、これが秋雨前線となるかもしれません。今までのように日本に強烈な暑さをもたらす要因はなくなり、太平洋高気圧は日本から離れ、秋雨前線の影響を受けるという状況になることが予想されます。

この先、全国的に見ても気温は落ち着いてくる予想です。13日から14日にかけては、地域によって雨の予想もあります。予想気温だけを見れば35度前後の数値が見られますが、今までのようなピーカン的な天気ではなく、曇りや雨も混じった中での35度なので、体感は違ってきます。最低気温が下がるのにはもう少し時間がかかりますが、今までのように35度以上の猛暑日が連続する事はもうないと予想しています。

日本に接近している台風14号の影響で、日本の沿岸は波の高い状況が続いています。海のレジャーを予定している方も多いと思いますが、高波には十分に注意をするようにして下さい。波はそれほど高くないと思われていても、大中小様々な形の波が重なり合うことによって、一発大波と呼ばれる、一瞬の高波が発生する場合があります。高波は急にやってきます。また、波が押し寄せる傾向として、湾内は比較的分散されますが、釣りなどで足を踏み入れる可能性のある岬の先端部分、磯は、大きな波が寄せる可能性が高くなります。海のレジャーを予定されている方は、十分に注意するようにして下さい。少しでも危険な要素があると思ったなら、中止する勇気を持って下さい。海はとても楽しいですが、台風の影響が加わればとても危険なゾーンとなってしまいます。今後の気象情報に十分注意するようにして下さい。