あさイチ 薬 飲み残し 残薬 連鎖大量服用 予防 8月26日放送

薬飲み残しの現実

皆さん体調がすぐれないと病院に行くと思いますが、病院では診察の後、必要に応じて薬の処方をすることで病気を解決に導くケースが多くあります。また、高齢者の場合は定期的に病院に通い、何種類もの薬を服用している方も多くいらっしゃいます。忙しかったり、ついついうっかり、という理由で、薬を飲み忘れる事もあります。そのようにして発生してしまった「残薬」と呼ばれる薬はどうすればいいのでしょうか。残薬はただの「薬の飲み残し」ではなく、その裏に問題が潜んでいる場合もあります。薬の飲み残しについて考えてみましょう。

 

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いろいろな方の例

とある高齢者の方は、薬を14種類22錠、一回に服用しています。朝と昼と晩に、これだけの量を飲みます。とある調査結果によると、2割の方が薬を10種類以上飲んでいるというデータもあるほどに、日本人は薬漬けの状態になっています。番組内の30代女性スタッフは、大きなざるにいっぱいの、大量の薬の飲み残しを持っていました。また、とある女性が母親の部屋を片付けていたところ、大量の飲み残しの薬が引出しに入っていたそうです。このような状態の薬は「残薬」と呼ばれ、日本全国には475億円分もの残薬があると言われています。残薬の発生には、ただ忘れたというケースの他に、その奥に見逃してはいけない現実が潜んでいる場合や、誰にも言えずにご本人が悩んだり苦しんでいたりするケースもあります。

娘は親を信じている

AさんとAさんのお母さんの例です。Aさんのお母さんは病院から処方された11種類の薬を服用しています。ある日お母さんはふらついて転倒してしまいます。病院での診察結果は原因不明、Aさんもお母さんには認知症の症状が少しあったので、それほど気にも留めていませんでした。病院では、様々な血圧の薬が処方されていました。数値が改善しない事で次々と血圧の薬が追加されていき、現在は4種類になっていました。お母さんは4種類もの血圧の薬を飲むことで、薬の効き過ぎで転倒してしまったのです。血圧を下げる薬を飲み過ぎると、血圧が下がります。低血圧は転倒したり、ベッドから落ちるというような、危険な状態を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。お母さんは適切な薬を適切な量だけ服用することで、症状が改善して行き、体調も良くなりました。Aさんはお母さんの事を信じているが故の状況でしたが、時々は状況を聞いてあげて、アドバイスをすることも大切になります。

罪悪感から言うことができない

慢性疾患と呼ばれる、血圧が高い、コレステロールが高い、という症状の場合、長く薬を飲み続けることになります。風邪を引いた時ならば、一度忘れると、あ、いけない、という気持ちになりますが、毎日毎日飲み続けていると、一度忘れてもいいかな、という気持ちになりがちです。飲み忘れてしまうと、ご本人には罪悪感が生じますが、それを正直に他の人に、お医者さんにいえるものではありません。このような循環から、残薬が増えてしまう人もいます。

幻覚、幻聴

 とある方は幻覚と幻聴を発症していました。内科では認知症と診断されており、医者に行っては薬をもらい、その薬を飲み、更にまた別の医者にかかるという循環を何度か繰り返していました。結果として、内科、整形外科から睡眠薬を三種類処方され、幻覚、幻聴はそれを全て飲んでいたことが原因だとわかりました。薬の副作用の発生頻度は飲んでいる薬の数に比例します。飲んでいる薬の種類が6を超えると、副作用を起こしてしまう確率が10%を超えるというデータがあります。薬は効き過ぎると効果より副作用が多く出るという特徴があります。同じような効能の薬を数種類飲む場合は特に注意が必要です。おくすり手帳を上手に活用し、必要であればかかりつけ医、薬局の薬剤師などに相談し、必要のない薬を摂取しないようにしましょう。

節約バッグ とある自治体の取組み

とある自治体では、薬の節約バッグを使って成果を上げています。Bさんは今回、朝の分で2回、夕の分で2回、薬を飲み残してしまいました。その飲み残しの薬を節約バッグに入れて、いつも行く薬局に行きました。そこではどうして忘れてしまったのかの原因を話し、それに基づいて対応してもらうことができます。今回Bさんは飲み残しの薬を再利用してもらい、薬の自己負担分の900円を節約する事ができました。また、過去に心臓と脳梗塞を患ったCさんは現在13種類の薬を服用しています。種類が多いので、どれが1錠かどれが2錠か忘れてしまうことがあり、今回も少し薬が余ってしまいました。その余った分を節約バッグに入れ、薬をもらいに行ったところ、薬を一包化する(一回分の薬を小分けにして入れてくれる)方法を提案され、今回からはそのような形で薬をもらうことにしました。このように、節約バッグを導入したことで、この自治体では医療費が1650万円節減できているそうです。

訪問薬剤師

Dさんは訪問薬剤師の制度を利用しています。7種類12錠の薬を服用しており、月に22回訪問薬剤師に届けてもらっています。訪問薬剤師はただ薬を届けるだけではなくて、毎回薬に対する副作用がないか、変わった状況がないかを確認してくれます。具体的に番組内ではお腹の音を聴診器で聴き確認、血圧の測定、足のむくみ具合を確認、していました。必要であれば主治医と連絡を取って確認をしてもくれます。Dさんは当初19錠の薬を飲んでいましたが、この薬剤師からのアドバイスを受け、整腸剤など、7錠の薬を減らすことができました。このサービスは各都道府県単位で実施されており、各都道府県のホームページから「居宅療養管理指導」「在宅患者訪問薬剤管理指導」のキーワードで検索する事ができます。料金は要介護認定がされている場合は一人503円から1006円、要介護認定がなく、保険適用の場合は650円から1950円の負担で、一日お願いする事ができます。日数ならびに人数が増えれば、料金も高くなります。詳しくは各都道府県のHPでご確認下さい。

飲み忘れ防止の工夫

老人会の集まりで、薬の飲み忘れのアイディアが紹介されていました。Eさんは、三種類の蓋の色の違う入れ物に薬を分けて収納しています。色ごとに、朝飲むくすり、昼飲むくすり、晩に飲むくすり、を入れています。ふたの色を変えることで変化をつけ、朝飲んだら、その容器を下に移して三段にして重ねておきます。こうすることで、忘れないで飲む習慣が定着しています。

番組内で

 番組内では、カレンダーに貼る、薬をもらってきたらすぐにいつ飲むのかを書く、携帯アラームで薬を飲む時間に音で知らせるようにする などの方法が紹介されていました。ゲストの中には「携帯でなんかできない」とぼやいている人もいました。視聴者からは薬剤師に相談するのもいいが、個室になっていないので相談しずらい、という意見がありました。それに対して有働アナが早速「私なんか有働さん下痢止めこちらの入っています、って大声で言われて恥ずかしかった」と言ったのに対して、室井さんが「気にするキャラか(笑)」などと返し、微妙な余韻を残して番組は終了しました。

個人的な感想

これは視聴者からの意見でも取り上げられましたが、薬を出して売り上げを上げたいお医者さん、自己負担分しか負担しない事で薬の価値やありがたさ、価格がわからない私たち、財政が苦しいにも関わらずそれほど切羽詰った対策をしていない自治体、お医者さんの言う事が絶対だと信じている私たち、さまざまな側面の問題があると思います。世界的に見ても日本の保険制度は類を見ない手厚さがあります。その事自体を否定はしませんが、この問題は良質なサービスであるが故の副産物だと思います。飲む側の意識改革ももちろんですが、処方する側の問題も同じように考える必要があると思います。私はコレステロールを下げる薬、クレストールという薬を処方されて飲んでいましたが、これを辞めようと努力しているのにも関わらず、更に私の同意なく、中性脂肪を下げる薬も処方されてしまったので、私はそのお医者さんに行くのを辞めました。選択肢が私に与えられるでもなく、何も相談されるでもなく薬が増えていくことに、私は危機感を感じたのです。多かれ少なかれ、同じような事が日本全国で起こっているのだと思います。私は自分で自分の状況を判断し、薬を飲まない事でどうなっても自己責任でいい、それよりも毎月4500円もの薬代がもったいないし、身体に継続的に入れることが嫌だ、という気持ちになりました。すみません、全ては管理人の意見であり、番組内容とは関係がありません事を付け加えさせていただきます。

 

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